Tuesday, June 05, 2012

デス・カード


「死」の明言、論議を忌避する傾向に違和感を覚える。
生きるということは、よりよく死ぬということだ。
誕生と並んで、死は人生最大のイベントである。
生とはつきつめれば【誕生と死】である。
誕生と死、それ以外は
全て取るに足りない幻想である。
記憶にない誕生はさておき、
各々は想え!
望む死の考察は、いかにあるべきか。
いや、いかなるべき死か。
遺言と臨終の狭間に置かれるべきもの、
終生に望むあり様を想起せよ。
而して記せ、デス・カードなるものを。

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